当園では地下水を組み上げて、常時水槽に水を流しています。
そこでは、メダカ、ザリガニ、鯉、金魚、ドジョウ、タナゴが飼育されています。
そこを通った水は敷地内にある水路を流れていきます。
日本ビオトープ協会にビオトープについての記述があります。
ビオトープとは
ちょっと前まではなかなか会話にも出てこなかった「ビオトープ」と言う言葉。今では誰もが違和感なく受け入れてくれてますね。
最初は環境保全や野生生物保護に取り組んでいる専門家の人たちが使っていた言葉のようですが、最近では、一般に広く言われるようになり、いろ いろな意味で使われるようになりました。ビオトープについて多くの人が知るようになったのは良いことですが、今では意味がたいへん多様化しているようです。
よくビオトープって?と言う質問に対して、─生命:バイオbioと場所:トポスtoposの合成語で生物の生息空間のこと─という答えを耳にしますね。では、もっと具体的にビオトープってなんだろうと考えてみましょう。
たとえば、シオカラトンボが卵を産み、ヤゴが育つ小さな池は、シオカラトンボのビオトープといいますね。でも、トンボは小さな池だけで一生を過ごすわけではないので、成長段階や季節ごとに様々なタイプのビオトープが必要になってきます。すると、やごの小さなときの小さな池もトンボになってからの生息域も全てビオトープということになってきます。
そこで、もう少し大きく考えていくと、トンボが飛んでいく森林や湖沼、草地 河川 湿地 岩場 砂地なども、その地域に住むさまざまな生き物が地域固有の自然生態系を構築していればすべてビオトープといえるわけです。
このように小さなビオトープから大きなビオトープまで、また、比較的自然度の低いビオトープから、自然度の高い多様なビオトープまで多くの解釈がなされるようになってきました。(日本ビオトープ協会)
当園の川にはカエル、オタマジャクシ、カエルの卵があり、それをアオサギが食べに来ています。
また、ホタルの幼虫に必須のカワニナと言う貝も生息しています。(当園は昔ホタルの繁殖をしていとの事でした)
近くの水路では季節になるとホタルが飛ぶとの事です。