当園は車通りが無い所にあり、大きい通りに作った看板を見つけていらしてくれる方がほとんどです。
そこで、車通りの多い知人のところでメダカの販売を始めてもらう事にしました。
すると一週間後、その知人からメダカがどんどん死んでいくとの連絡がありました。
駆けつけたところ、水は汚れているようでもありませんし、地下水をくみ置きしたものを使っています。また、外傷も無く、何が原因かは直ぐに解りませんでした。
一週間は元気だったとの事でしたので、その後に何かがあったはずです。メダカ好きの数人で原因を究明すべくその水槽を見ていました。
当園でも使っているプラスチックのケースを水槽として使い、その上に日除けネットをかけ、板で押さえていました。
もしやと思い、その板をさわってみたら湿っています。
これだ!
昨今続いていたゲリラ豪雨で雨が吹き込み、この2×4の木材を濡らして何らかの悪い成分を水に入れてしまったのでは!
恐らく、防腐剤を使っている木材です。この状況ならメダカが死んでしまうのも理解できます。
熱帯魚などは室内でセオリー通りの飼い方をしますが、メダカの場合は外で様々な飼い方をしている方が多いと思います。日除けに板で蓋をしたりしている方も居るのでは?
簡単に飼える分、メダカには身近に危険が潜んでいるものです。
皆さんもご注意を!
参考までに、このお店のこの木材を使ったわけではありませんが、この様な防腐剤が使われてあるものは身近にあるかもしれません。